金融系企業に常駐し、営業職の方々が使われるアプリケーションを開発しています。現場ではグループリーダーとして約10名のメンバーをまとめています。お客様のご要望をお聞きし、システム開発の方向性を決め、各メンバーにプログラミング作業を割り振り、進捗状況をチェック。自らも作業を担当しつつ、開発を進めていきます。
金融系システムを取り扱うにはシステムの知識だけでなく、扱う金融商品そのものの知識や、ユーザーがどのような場面でどのようにアプリを使われるのか熟知した上で、開発を進めていかなくてはなりません。私たちのアプリを使用されるのは、おもにベテランの営業職の方々。そのため画面が見やすく、文字が読みやすく、クリックした先がイメージしやすい仕様が求められます。このようなエンドユーザーの立場を熟考して作った結果、お客様からお誉めの言葉をいただくことが最大のやりがい。ほかにも「このシステムに課題があるから助けに来て」と頼られたとき、私たちの力を認めていただけた実感があります。

――取引先も認める社員の仲のよさ
現在のお客様先に常駐するようになって11年。毎日、お客様先に出勤するため当社に出社するのは月1回ですが、出先での孤立感を感じることはありません。というのも、当社は社長以下、社員全員が仲がよく、とてもアットホームな雰囲気だからです。物理的な距離が離れていてもメールやチャットで連絡を取り合えますし、飲み会やバーベキュー大会などが定期的に開催され、親睦を深めることもできます。
――学び続けることが仕事の面白さにつながる
プログラミングの面白さは、作ったその場ですぐに動かせ、結果が見られること。そして、さまざまな開発手法を駆使し、試行錯誤を繰り返した末によいものが出来上がったときの達成感。要は「ものづくり」の喜びです。
私はもともとゲームの開発がしたくて、情報系の専門学校を卒業しました。しかし、当時のゲーム業界は狭き門。ゲーム業界への就職をあきらめたものの「プログラミングの仕事がしたい」という気持ちは変わらず、当社に入社しました。以来、応用情報技術者、Java系資格、オラクルマスターなどの情報系資格を取得。会社は受験費用や書籍購入費を負担し、サポートしてくれました。心理療法やカウンセリングも勉強し、産業カウンセラーなどの資格も取得。8年かけて通信制大学も卒業しました。こうした学びが日々のコミュニケーションに活かされていると感じます。
SCHEDULE1日のスケジュール
9:00
出社
グループ内朝会
所属チーム内朝会
メールチェック
10:00
メンバーの状況を把握し、指示
11:00
お客様と打ち合わせ
メンバーの成果物レビュー
12:00
昼食
13:00
システム設計など自分の作業に集中
15:00
メンバーからの相談
成果物レビュー
18:00
退社

休日のスケジュール
3歳と0歳の子どもがいるため、休みの日は家事・育児に精を出します。子どもたちとよく行くのは近所の公園。共働きの妻を少しでも休ませてあげたいですね。